羽田空港で大韓航空機のエンジンから出火したトラブルで、エンジン後部にある羽根状の部品が数十枚、壊れていたことが分かりました。
27日、羽田空港のC滑走路で、離陸直前だった大韓航空機の左エンジンから火が出て、乗客乗員319人が緊急脱出し、19人がけがをしました。
運輸安全委員会・谷口岳史航空事故調査官:「高圧タービンブレードがかなり損傷していた。なぜ壊れたかについてはこれから調査する」
国の運輸安全委員会の調査で、エンジン後部で高速で回転していた「タービンブレード」と呼ばれる羽根状の部品が数十枚、壊れていたことが分かりました。運輸安全委員会は、他の部品が外れたため、ブレードを損傷させた可能性もあるとしています。今後は、エンジン内部で外れた部品がないかどうかエンジンを分解して調べる方針です。
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