“職場いじめ”相談件数6万6000件超 過去最多[2016/06/09 05:58]

 職場のいじめや嫌がらせに関する相談が年間6万6000件を超え、過去最多となりました。

 厚生労働省によりますと、2015年度に全国各地の労働局に寄せられた労働相談のうち「いじめ・嫌がらせ」に関するものが6万6566件ありました。前の年から4000件以上増加し、過去最多を更新しています。いじめの内容は「のろい」「気が利かない」などの暴言が圧倒的に多いほか、上司から無視されたり机を蹴られるなどの相談もあるということです。厚労省は、相談件数が増えている理由について「人手不足で余裕がない職場環境などが人間関係を悪化させている」と分析しています。

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