舛添氏「リオ五輪と重なる」 不信任案の猶予求める[2016/06/14 05:50]

 東京都の舛添都知事は13日、都議会・総務委員会の集中審議で「不信任決議案が可決されればリオオリンピックと重なる」などと述べ、今の議会での提出について猶予を求めました。

 舛添都知事:「私に対する不信任案が可決された場合、辞任するか議会解散かの選択を迫られる。その選挙の時期がリオのオリンピック・パラリンピックと重なる。どうか少しの猶予を頂きたいと思う」
 舛添知事は審議の最後に発言を求め、自らの進退についてリオデジャネイロ・オリンピックの後に改めて議会の判断を仰ぎたいとする意向を示しました。4時間以上行われた13日の集中審議では、自民党を除く5つの会派が知事の辞職を求めました。
 都議会公明党・松葉多美子議員:「舛添知事は辞職すべきです」
 都議会民進党・西沢圭太議員:「知事自身が(疑惑を)晴らそうという誠意を見せていない。こんな状況であれば知事自ら辞職するしかありません」
 審議を終えて、都議会の共産党や民進党は不信任決議案の提出を決めました。与党側では、公明党が不信任決議案について検討に入ったことを明らかにしましたが、自民党は態度を明らかにしていません。

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