「人への健康影響は無視できる」との評価がまとめられました。BSE(牛海綿状脳症)検査が原則、廃止に。国産牛に転機となりそうです。
 16日、内閣府の食品安全委員会は、現在、実施されている生後48カ月を超える国産牛のBSE検査について、廃止しても「人への健康影響は無視できる」という報告書をまとめました。日本では2001年9月に牛のBSE感染が初確認されましたが、この14年間に生まれた牛の感染はなく、飼料規制などの対策が続けられれば「BSEが発生する可能性は極めて低い」と判断されました。この報告を受け、今後、厚生労働省は国産牛のBSE検査を廃止する方針です。                      
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