職員8人に見送られ…舛添都知事“異例の退庁”[2016/06/20 17:53]

 就任から2年4カ月。東京都の舛添知事は20日午後4時すぎ、多くの報道陣が集まるなか、一連の疑惑について語ることなく都庁を後にしました。

 午後4時すぎ、報道陣の前に姿を表した舛添知事は真っすぐ正面を見据え、待ち構えた報道陣には目もくれず足早に公用車に乗り込みました。舛添知事は21日付で退任しますが、21日は都庁での予定もなく、20日が事実上の最後の登庁日でした。退庁のセレモニーはなく、知事を乗せた車は職員8人に見送られて都庁を後にしました。
 都民:「ごまかされた感じがしてね。後味悪いしね。はっきりしたこと何も言ってくれなかったじゃない」「次の知事になってくれる方は少しでもお金に奇麗な方であればいいなと」
 東京都によりますと、知事の退職金は約2200万円に上ります。一連の疑惑については、13日の集中審議以降、説明することのないまま都庁を去ることになりました。新たな知事を選ぶ選挙が終わる来月31日までは、21日に就任する副知事が職務を代行することになります。

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