東電元社長「メルトダウン」隠蔽指示を認める[2016/06/21 17:15]

 メルトダウンを隠蔽する指示があったことを認めました。

 東京電力・広瀬直己社長:「まさに痛恨の極みであります。社会の皆様の立場に立てば、これを『隠蔽』と捉えるのは当然であります」
 東京電力の第三者委員会は先週、福島第一原発事故の3日後に当時の清水正孝社長が官邸の意向を受けて「炉心溶融という言葉を使うな」と指示したとする調査結果を公表しました。これを受け、東電の広瀬社長は「隠蔽と捉えられても仕方ない」と話し、謝罪しました。ただ、官邸の誰から指示があったのかについては、清水元社長が「当時の記憶が曖昧(あいまい)だ」としていることから、これ以上の調査は難しいとの認識を示しました。

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