地盤改良工事のデータ改ざん 33人が不正に関与[2016/07/07 06:08]

 東亜建設工業が空港などの地盤改良工事でデータを改ざんして施工不良が発覚した問題で、少なくとも33人が不正に関与していたことが分かりました。

 東亜建設工業は、地盤を強くするため薬液を注入する羽田空港などの液状化対策工事でデータを改ざんし、工事が計画通りに進んでいるように見せ掛けていました。東亜建設工業は6日に社内調査を公表し、一連の不正には少なくとも33人が関与していたと明らかにしました。また、現場責任者の5人は、薬液を流し込むポンプの圧力が変化した際などにデータを整えるプログラムを悪用して改ざんをしていました。国土交通省は今後、東亜建設工業に対して行政処分を行う方針です。

こちらも読まれています