酔っ払いから身を守れ!警察署で駅員らに護身術[2016/07/07 15:09]

 鉄道の駅構内での暴力行為が増加していることから、東京・千代田区の警察署で東京メトロの職員らが参加して護身術の訓練が行われました。

 訓練は、東京メトロや都営地下鉄の駅員ら約20人が参加して麹町警察署で行われました。警視庁の柔道の教官らが泥酔客が突然、殴り掛かってきた際の身のかわし方や間合いの取り方などの護身術を指導しました。警視庁などによりますと、ここ数年、駅や電車内で利用客が駅員に暴力を振るうなどの行為が増加していて、去年は全国で800件に上りました。その大半は飲酒した客によるものでした。警視庁は訓練を通じて駅員のけがを減らすとともに、駅の利用者に暴力行為を行わないように呼び掛けています。

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