世界遺産の審議中止に 「西洋美術館」登録を延期[2016/07/17 00:05]

 東京・台東区は、国立西洋美術館の世界遺産登録に立ち会うためにトルコに派遣した職員ら8人を早期に帰国させる方針を明らかにしました。

 台東区の担当者:「(8人が無事で)ホッとしました。色んな状況で仕方ないことだと思っているので、まずは皆さんが無事で帰ってくることの方が大事」
 国立西洋美術館の世界文化遺産登録が決まるユネスコの世界遺産委員会には、日本から文化庁や東京都、台東区の職員ら合わせて20人程度が参加しています。トルコで軍の一部がクーデターを企てたため、イスタンブールで開催されている委員会は審議を中断し、再開の見通しが立っていません。このため台東区は、空港の閉鎖が解除されて安全確認ができ次第、職員ら8人をなるべく早く帰国させるとしています。

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