渡良瀬川の取水制限20%→10%に 雨で貯水率が回復[2016/07/20 11:59]

 利根川水系の渡良瀬川では先週末からの雨でダムの貯水率が回復し、取水制限をこれまでの20%から10%に緩めました。

 栃木県などを流れる渡良瀬川上流の草木ダムでは渇水のため、先月から20%の取水制限が行われていました。先週末からの雨で貯水率は回復して20日午前11時現在、96.2%になっています。このため、国土交通省は午前9時に、渡良瀬川の取水制限を20%から10%に緩めました。しかし、首都圏に水を供給する利根川水系の8つのダム全体で見ると、貯水量は今も平年の6割程度にとどまっています。国交省などは今後しばらく、周辺でまとまった雨が降る見込みがないため、引き続き節水への協力を呼び掛けています。

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