沖縄・米軍ヘリ発着場工事 住民ら約200人強制排除[2016/07/22 10:34]

 沖縄県にあるアメリカ軍北部訓練場の一部返還に向けて、政府は返還の条件になっているヘリ発着場の工事に着手し、反対する人たちと機動隊の間で激しい衝突が起きています。

 ヘリパッドと呼ばれるアメリカ軍ヘリ発着場の工事を行う北部訓練場の周辺では、反対する住民や市民グループが工事車両を通さないようにするため、道路に座り込みを続けました。警察は22日朝から厳重な警備態勢を敷いたうえで、機動隊が集まった住民ら約200人の強制排除に乗り出しました。反対する人たちは「住民生活への悪影響や事故の懸念もある」として中止を求めていて、現場では激しい衝突が起きています。

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