千葉市の「汚染ごみ」、全国初の指定解除へ 環境省[2016/07/22 17:22]

 全国で初めて汚染ごみの指定が解除されます。

 指定廃棄物、いわゆる「汚染ごみ」は、福島第一原発事故などで拡散した放射性物質が1キロあたり8000ベクレルを超えて計測されたものです。事故から5年が経ち、徐々に放射性物質の濃度が低下するなか、環境省は22日、千葉市が保管する7.7トンすべてについて、汚染ごみの指定を23日付で解除することを決めました。指定解除は全国で初めてです。環境省の井上副大臣は、合計約3700トンある千葉県内の汚染ごみを受け入れるよう千葉市に改めて打診しましたが、熊谷千葉市長は拒否する考えを示しました。

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