教科「道徳」 数値でなく記述式で評価へ 文科省[2016/07/22 23:31]

 文部科学省は2018年度以降、小中学校の教科になる「道徳」について、数値で評価したり入学試験には使わないなど、指導に関する指針を取りまとめました。

 道徳の授業は小中学校の教科外活動として週に1時間程度、行われていますが、いじめ問題への対応策の一つとして2018年度以降、小中学校で「特別の教科」に格上げされます。文科省の専門家会議は教科としての道徳について、他の子どもと比較して数値などで評価する方法ではなく、良い点を褒めたり励ましたりする記述式にすることを決めました。また、道徳の評価を調査書には記載せず、入試に活用しないことなども報告に盛り込み、来月中にも各教育委員会に通知する方針です。

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