30代女性がデング熱で死亡 フィリピンで感染か[2016/07/23 07:04]

 フィリピンから帰国した新潟県の30代の日本国籍の女性がデング熱を発症し、死亡していたことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、女性は先月から今月15日まで滞在していたフィリピンで発熱し、帰国後、新潟県の医療機関を受診しました。この時、女性に発疹や出血があり、ショック状態だったため、入院して検査を受けました。その結果、デング熱が重症化した「デング出血熱」と診断され、22日に死亡したということです。日本国内でデング熱による死者が出たのは2005年以来です。女性は日本に帰国した後は蚊に刺されていないため、感染が拡大する可能性は低いということです。

こちらも読まれています