国立公園をブランド化 外国人観光客呼び込み狙い[2016/07/25 23:33]

 外国人観光客を呼び込むため、国立公園をブランド化する事業に熊本県と大分県にまたがる阿蘇くじゅうや北海道の阿寒などが選ばれました。

 国立公園のブランド化事業に選ばれたのは、熊本県と大分県にまたがる阿蘇くじゅうや北海道の阿寒、栃木県の日光、三重県の伊勢志摩など8カ所です。25日に開かれた会議で、環境省は選定の理由に地元の取り組みや観光資源としての魅力を挙げたほか、阿蘇くじゅうは災害からの復興も要素になったとしました。今後、これらの国立公園について、地元の自治体などが協議会を設置し、外国人向けのツアーの開発などに取り組みます。このほか、ガイドの育成や宿泊施設の整備も進めていく方針です。政府は、今回選んだ公園をブランド化し、国立公園に訪れる外国人観光客を2020年までに年間1000万人に増やすことを目指しています。

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