鬼怒川で取水制限10%→20%に 節水を呼び掛け[2016/07/28 21:15]

 渇水が続く利根川水系の鬼怒川で今後、まとまった雨が期待できないことなどから、取水制限が10%から20%に引き上げられました。

 栃木県などを流れる鬼怒川では27日現在、上流にある4つのダムの貯水量が平年の6割を下回っています。今後もまとまった雨が期待できないことなどから、国土交通省は28日、鬼怒川の取水制限を10%から20%に引き上げました。鬼怒川で20%の取水制限となるのは19年ぶりです。首都圏に水を供給する利根川上流の8つのダムの貯水量は28日現在、平年の6割ほどで、7月上旬に比べてやや回復したものの、この時期としては過去最低レベルです。国交省などは引き続き、節水への協力を呼び掛けています。

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