気象庁が“震度7”速報を誤配信 私鉄などが停止も[2016/08/01 18:12]

 1日午後、気象庁は関東地方で最大震度7の緊急地震速報を誤って配信しました。

 午後5時すぎに気象庁から、東京湾でマグニチュード9.1以上の地震が発生したという緊急地震速報が自動で配信されましたが、地震は起きておらず、直後に取り消されました。この影響で一時、京急電鉄や横浜市営地下鉄が全線で運転を見合わせました。都庁ではエレベーターが緊急停止したほか、東京地裁などでは建物内で「気象庁による誤報なので安心して下さい」とアナウンスが流れたということです。また、高知市教育委員会によりますと、防災無線を通じて「数分後に震度4以上の地震がくる」と放送があったということです。気象庁は機器の不具合だった可能性もあるとしていて、現在、原因を調べています。緊急地震速報を巡っては、午前7時半ごろにも誤った配信があり、京急電鉄などで数分間、運転を見合わせるなどしました。

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