「もんじゅ」また…警報作動、しかも2カ月間放置[2016/08/03 18:45]

 福井県の高速増殖炉「もんじゅ」で、またルール違反が発覚しました。

 原子力規制庁によりますと、去年11月、もんじゅの使用済み核燃料を保管するプールで、水質の汚れを示す警報が作動しました。しかし、現場の職員がマニュアルで定められたフィルター交換や所属長への報告を2カ月間、行っていませんでした。もんじゅでは2013年に事実上の運転禁止命令を受けてからも、安全性の根幹に関わるミスが相次いでいます。このため、政府内で廃炉も含めた議論が進められています。

こちらも読まれています