翁長知事「地方自治は死に…」国と沖縄、再び法廷へ[2016/08/05 17:25]

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡る法廷闘争が再び始まりました。

 この裁判は、国が辺野古の埋め立て承認を取り消した翁長知事に対し、取り消しの撤回を求める国の是正指示に従わないのは違法だとして訴えを起こしたものです。5日に行われた第1回口頭弁論で、翁長知事は「すべてが国の意向で決められるようになれば、地方自治は死に、日本の未来に拭い難い禍根を残すことになる」と訴えました。一方の国側は裁判長に対し、速やかな結審と判決を求めました。裁判は次回で結審し、来月16日には判決が出される予定です。

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