「山の日」前に…立山で山岳警備隊が注意を呼び掛け[2016/08/06 17:42]

 新しい祝日の「山の日」を前に、北アルプスの立山は登山者で大混雑しています。夏山シーズンになってから遭難事故も相次いでいて、山岳警備隊が注意を呼び掛けました。

 富山県警山岳警備隊:「気温上がってますので、水分補給しっかりして下さい」
 紺とえんじの服を着た富山県警の山岳警備隊が注意を促します。富山県では今年50件の遭難事故があり、5人が死亡し、1人が行方不明になっています。こうしたなか、警備隊が救助活動の実態をつづった手記をまとめました。
 富山県警山岳警備隊・山田智敏分隊長:「実際の隊員の生の声が(手記に)入っておりますけれども、自分が事故に遭わないようにするには、どういうことを考えれば良いのか、ご自身の登山に役立てて頂きたい」
 警備隊は、万一の場合に一刻も早く救助をするために、登山の計画書を事前に出すよう呼び掛けています。

こちらも読まれています