原宿駅、線路に“倒木” 撤去作業続く 再開は?[2016/08/22 18:56]

 台風9号が関東を直撃しています。線路に倒れ込んだ木の撤去作業が続いていた東京のJR原宿駅では、山手線外回りが現在も運転を見合わせています。原宿駅から報告です。

 (社会部・門秀一記者報告)
 JR原宿駅では、強風によって線路脇の木が倒れ、ホームの屋根と架線にもたれ掛かった状態になりました。そのため、木を取り除く作業が現在も行われています。JRによりますと、木が倒れたのは22日午後2時51分で、反対側を走る内回りの電車の運転士が気が付いたということです。倒れた木は15メートルほどで、木の枝が屋根に覆いかぶさるなどしましたが、電車を待つホームの客などにけがはありませんでした。この影響で、新宿方面に向かう山手線外回りが止まっています。渋谷に向かう山手線内回りは運転を再開しています。後続の電車も等間隔で続いているということです。この撤去作業の後は施設の点検作業も行うため、全線の復旧にはもうしばらく掛かるとみられます。

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