母乳による育児、10年前より10%の増加[2016/08/24 15:33]

 厚生労働省が6歳までの子どもの食事の状況の調査を行い、母乳による育児の割合が前回調査した10年前と比べて10ポイント近く上昇したことが分かりました。

 厚労省は去年9月、0歳から6歳までの子ども3871人を対象に食事の状況などの調査を行いました。その結果、生後1カ月の時点で、母乳で育てられた子どもの割合が前回より10ポイント増の51.3%だったことが分かりました。厚労省は、母乳育児への支援が広まっていることが要因としています。このほか、調査では「経済的なゆとりがない」と回答した家庭の子どもはカップ麺や菓子を多く食べ、魚や野菜などを食べる頻度がやや少ない傾向にあることも分かりました。

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