南鳥島の東の海底に希少資源 九州より広い範囲に[2016/08/26 17:35]

 水深5500メートルの広大な範囲に貴重な鉱物資源が埋まっていることが分かりました。

 南鳥島の東約300キロの海底から見つかったのは「マンガン団塊」と呼ばれる鉱物資源で、コバルトやニッケルなどレアメタルを豊富に含んでいます。埋まっている広さは九州全体を超える4万4000平方キロに及ぶとみられ、4月に一部を採取しました。マンガン団塊は日本の近海には分布していないとみられていましたが、海洋研究開発機構が海底火山の調査中に偶然、見つけたということです。日本にとって有望な海洋資源になるとみられ、さらに調査を進めるとしています。

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