天皇陛下に「サウジアラビア訪問」 副皇太子が招待[2016/09/01 23:41]

 天皇陛下が来日しているサウジアラビアの副皇太子(31)と懇談されました。

 サウジアラビアの国防大臣なども兼務するムハンマド・ビン・サルマン副皇太子は親日派として知られ、2014年に父のサルマン国王と来日した際には宮中午餐(ごさん)に出席しています。1日の懇談で、天皇陛下が東日本大震災の際のサウジアラビアからお見舞いについて感謝を伝えられたのに対し、副皇太子は「それは我々の義務です。日本は極めて重要なパートナーです。困っている時、そばに寄り添うのが真の友人です」と答えたということです。また、副皇太子が「天皇陛下のサウジアラビアご訪問が実現すれば、両国関係の発展にとって重要な契機になる」と話したのに対し、陛下は「ご招待に感謝します」と答えられました。副皇太子は3日まで日本に滞在する予定です。

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