「はしか」発症者は41人に 去年1年間を上回る[2016/09/06 14:39]

 今年に入ってからはしかを発症した人が41人となり、去年1年間の発症者数を上回ったことが分かりました。

 国立感染症研究所が6日に公表したはしかの発症者の人数は、先週から9人増えて41人となりました。これは先月28日までに報告があった人を集計した数ですが、すでに去年1年間に報告された発症者数35人を超えました。はしかを巡っては、関西国際空港の職員の集団感染や千葉の幕張メッセで開かれたジャスティン・ビーバーさんのコンサートに参加した人が複数、発症したことなどが確認されています。はしかは空気感染する感染力の強い感染症で、発症までに10日前後の潜伏期間があります。厚生労働省は、高熱や発疹などが出たら早めに医療機関を受診するよう呼び掛けています。

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