次期学習指導要領に向け、教科書の審議を開始[2016/09/08 18:55]

 次の学習指導要領に向けて、教科書の内容などを調査・審議する会議が文部科学省で始まりました。

 2020年度から全面実施する学習指導要領では、知識偏重ではなく「生きる力」を育むことを主眼においています。児童、生徒が討論などを通じて主体的に学ぶアクティブラーニングを授業に採用するほか、小学校低学年から外国語の授業を開始し、グローバル化に対応します。文科省は、大学教授らで構成される教科用図書検定審議会で、学習指導要領に即した教科書改定に着手しました。表記や内容の適性などを審議していきます。また、紙の教科書をタブレット端末などに収めたデジタル教科書の在り方についても検討を進める方針です。

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