豊洲新市場「盛り土で安全」が…建物の地下は空間[2016/09/10 17:35]

 築地市場の移転先を巡り、小池都知事が緊急会見を行いました。東京都は有害物質が検出された豊洲新市場の土壌汚染対策として、次のように説明していました。この土地はガス工場の跡地でしたが、まず、地面を2メートル掘り、奇麗な土を入れます。その上に2.5メートルの「盛り土」をし、さらに、その上にコンクリートなどを敷き詰めて建物を建てているため、安全だと説明していました。しかし、実際は配管などの設置のため、売り場棟など建物の地下の部分は盛り土などはされておらず、空間になっていました。これまで、都はこのことを説明してきませんでした。そして、実際の現場を写した写真を見ると、建物の下は空間になっていて、配管などが通っている状態です。

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