台風で橋崩落の町“孤立”解消へ 仮設の橋が完成[2016/09/13 11:46]

 台風10号の大雨で橋が崩落した北海道日高町の国道で13日、仮設の橋が完成し、孤立した地区の住民が午後から通行できるようになります。

 通行が可能となるのは、日高町千栄地区を走る国道274号の約4キロの区間です。この区間では台風10号の影響で千呂露橋が崩落し、住民が孤立したため、北海道開発局が仮設の橋を造っていました。それが13日に完成し、午後1時から住民や工事車両のみ通行できるようになります。ただ、千栄地区では断水が続いていて、住民51人のうち10人は今も避難所で生活をしています。また、開発局は至る所で土砂崩れが発生し、通行できない地点の地盤調査を行うため、車を通す仮設道路を造る方針も固めました。

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