浅草に身元不明遺体の相談所設置 情報提供求める[2016/09/16 20:10]

 警視庁は16日から、身元不明の遺体について相談を受け付ける特別窓口を東京・浅草に設置し、情報提供を呼び掛けています。

 警視庁・上原智明鑑識課長:「一体でも多くのご遺体を返したい。一人でも多くの行方不明者を家族と連絡をつけてあげたいと、そういう活動をしています」
 警視庁によりますと、都内では7月末時点で、3035体の身元が分からない遺体があります。警視庁は、15日まで豊島区巣鴨のとげぬき地蔵に開設していた相談所を16日から、台東区浅草の浅草寺の境内に移し、家族や友人と連絡が取れない人などからの相談を受け付けています。相談所には今年から遺体が見つかった時の服装を描いた似顔絵パネルを設置し、その絵をQRコードで携帯電話に取り込めるようにして情報提供を呼び掛けています。浅草の相談所は今月30日まで、午前9時から午後4時半まで受け付けています。

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