子どもの虐待死 0歳児が最も高い割合6割超に[2016/09/16 19:21]

 2014年度に虐待を受けて死亡した子どものうち0歳児の割合が初めて6割を超え、これまでで最も高かったことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、おととし4月から去年3月までの間に虐待を受けて死亡した18歳未満の子どもは、無理心中を除くと44人でした。このうち0歳児は27人と全体の6割以上を占めていて、これまでで最も高い割合でした。一方、加害者は実の母親が最も多く、約6割と高い割合で推移しています。虐待の種類別では、殴る蹴るなどの「身体的虐待」、食事を与えないなどの「ネグレクト」の順に多かったということです。また、西東京市に住む中学生が父親から自殺を唆されて実際に死亡した事件は「心理的虐待」として計上されています。

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