地下空間採用の経緯 09年以降の担当職員から聴取[2016/09/19 11:46]

 豊洲市場の主要な建物の地下に盛り土がなかった問題で、東京都が2009年7月以降の担当職員を中心に聴取を進めていることが分かりました。

 豊洲市場の盛り土は2008年に専門家会議が土壌汚染対策として提言しましたが、2011年に基本設計が完了した際には現状に近い形の地下空間が設計図に盛り込まれています。2009年7月まで中央卸売市場長を務めた比留間氏は「自分の在任中に地下空間が決まることはなかった」と話していることから、都は2009年以降の担当職員を中心に地下空間が採用された経緯などについて聴取を進めていることが分かりました。結果は21日に帰国する小池知事に報告することになっています。

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