2010年には“地下空間”決まる…「重機入れる想定」[2016/09/19 16:50]

 豊洲市場の主要な建物の地下に盛り土がなかった問題で、2010年7月の時点で地下に空間をつくることが決まっていたことが分かりました。

 豊洲市場の盛り土は、2008年に専門家会議が土壌汚染対策として提言しました。2009年7月まで中央卸売市場長を務めた比留間氏も「自分の在任中に地下空間が決まることはなかった」と話しています。しかし、東京都の幹部によりますと、翌年の2010年7月には地下空間をつくることになっていて、何かあった場合に重機を入れる想定だったということです。都は地下空間が採用された経緯について、当時の担当職員などから話を聞いています。
 東京都・小池百合子知事:「(Q.石原元知事と直接、話す?)(調査)結果を見て必要性があればと思うが、まずは(調査)結果を見ていきたい」
 一方、リオデジャネイロに出張中の小池都知事は、豊洲市場の問題について石原元知事からも話を聞く可能性があるとしました。

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