複数幹部「盛り土が前提だと…」 豊洲市場問題[2016/09/20 11:55]

 豊洲市場の問題で、土壌の工事が始まる時期に担当していた複数の幹部がANNの取材に応じ、「地下空間をつくることは知っていたが、盛り土されているのが前提だと思っていた」と証言しました。

 豊洲市場を巡っては、2010年7月の段階で地下に空間を設計する方針だったことを都の幹部が証言しています。土壌の汚染対策の工事は2011年に始まりましたが、このころに担当していた複数の幹部が「地下空間をつくることは知っていたが、盛り土されているのが前提だと思っていた」と話しました。そのうえで、土壌対策の工事をする土木系の担当者と建築系の担当者との間で情報共有ができていなかった可能性があると指摘しました。都はこうした経緯について担当者から聴取を進めていて、21日に帰国する小池知事に内容を報告することにしています。

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