「もんじゅ」の廃炉も視野に あす今後の方針議論へ[2016/09/20 11:54]

 廃炉も検討されている高速増殖炉「もんじゅ」について、政府が21日に閣僚会議を開くことが分かりました。

 もんじゅを巡っては、巨額の維持費などが掛かる一方で、それに見合う成果が期待できないことから「廃炉にすべき」という声が強まっています。しかし、もんじゅのある福井県や文部科学省など一部で存続を望む声が強く、調整は難航しています。このため、政府は21日夕方に原子力関係閣僚会議を開き、もんじゅの廃炉も視野に今後の方針を議論する予定です。臨時国会の開会を前に閣僚間で見解を統一する必要性もあるものとみられます。

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