“台風16号”和歌山県に再上陸 今夜遅くに関東に[2016/09/20 15:00]
台風16号は20日午後1時半ごろ、和歌山県田辺市付近に再上陸しました。
台風16号は現在、1時間に約45キロと速度を速めながら三重県尾鷲市の西、約60キロを東寄りに進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートルで強い台風ではなくなりました。この時間は、近畿や東海で非常に激しい雨が降っています。この後、台風16号は勢力をやや弱めながら紀伊半島を横断し、夕方には東海沖に進む見込みです。夜遅くには関東の南側の岸に進むでしょう。関東でも夜は非常に激しい雨が降りそうです。21日正午までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で近畿地方、東海地方は250ミリ、四国地方、伊豆諸島が200ミリ、北陸地方で180ミリ、関東甲信地方で150ミリ、中国地方で100ミリです。土砂災害や低い土地の浸水、道路の冠水や河川の増水・氾濫、暴風、高波、高潮に厳重に警戒し、早めの避難、安全な場所での待機を心掛けて下さい。
