「怖くて…」大雨で住宅街が浸水 川が氾濫の恐れも[2016/09/20 17:02]

 現在、台風が最も接近している愛知県岡崎市から報告です。

 (石神愛子アナウンサー報告)
 岡崎市伊賀町では、10分ほど前までたたき付ける雨粒で痛みを感じるほどでしたが、今は落ち着いています。ただ、風については時折、両足で踏ん張っていないとバランスを崩してしまうような強い風が吹いていて、木々も大きく揺れています。伊賀川では1時間前と比べると、見た目で30センチ以上、水位が上がり、その流れもさらに速くなってきている印象です。この地区は、伊賀川よりも数メートル低い位置に住宅地が広がっていて、19日の大雨により、床上・床下合わせて8世帯で浸水被害が出ています。付近の住民の話によりますと、床上30センチまで水が流れ込み、20日朝から畳や家電などを外に運ぶ作業に追われていたということです。平成20年の豪雨災害では犠牲者も出ていて、付近の人の話によりますと、「19日夜は怖くて1時間ほどしか眠れなかった」と話す住民もいました。岡崎市では雨、風ともに今がピークということで、この状態が20日午後8時まで続く見込みです。今後も厳重な警戒が必要です。

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