堤防未完成で…岐阜県“厳戒” 過去にも浸水被害[2016/09/20 18:01]

 19日からの大雨で、岐阜県では小中学校などの休校が相次いでいます。川の氾濫の恐れがある岐阜県池田町から報告です。

 (倉橋友和アナウンサー報告)
 池田町を流れる杭瀬川の中流地域の堤防沿いです。地元の自治会の皆さんがこまめに川の水位をチェックする姿が見られます。氾濫危険水位まではあと40センチから50センチほどあるということで、差し迫った心配はしていませんでしたが、水防倉庫に2そうのボートが用意されるなど万が一の状況に備えて準備が進められています。
 岐阜県内の情報です。20日午後5時現在、約1万2000世帯に避難準備情報が出ています。岐阜県内の小中学校などでは、臨時休校や授業打ち切りにして下校するなど対応に追われました。岐阜県内の堤防約5割がまだ整備されていない状況ということで、現場には緊張感が漂っています。

こちらも読まれています