もんじゅ、きょう閣僚会議 廃炉含め抜本的見直しへ[2016/09/21 11:45]

 夢の原子炉と呼ばれた高速増殖炉「もんじゅ」について、政府は21日に関係閣僚会議を開き、廃炉も含めて抜本的に見直す方針を打ち出します。

 ANNが入手した政府案によりますと、核燃料サイクル政策を維持するため、官民による「高速炉開発会議」を新たに立ち上げ、高速炉の研究や開発は継続します。もんじゅについては「廃炉を含めた抜本的な見直しを行う」として、年末までに最終判断する見通しです。夕方の関係閣僚会議では、もんじゅに代わる高速炉の実用化に向けて工程表を策定する方針などを確認します。もんじゅを巡っては、廃炉を容認する経済産業省と存続にこだわる文部科学省との間で調整が難航していました。

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