「天然記念物の間欠泉」噴き出し口に石…カメラに男[2016/09/22 11:50]

 北海道の羅臼町には、道の指定天然記念物に指定されている「間欠泉」があります。約50分間隔で8メートル近くまで熱湯が吹き上がるのが売り物でした。しかし、間欠泉の噴き出し口に石が詰められて、現在は1メートルから2メートルしか熱湯が上がらなくなっています。復旧のめども立たず、警察が捜査に乗り出しました。

 画像は、左側が通常の状態、右側が15日に石が詰められているのが見つかった後の「羅臼の間欠泉」です。現場は立ち入り禁止エリアになっていますが、警察などによりますと、監視カメラには13日午前5時から午前8時すぎの間に噴き出し口に近寄る不審な成人とみられる男の姿が映っていたということです。警察は器物損壊事件として調べています。

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