警察犬の慰霊祭 犯罪捜査に貢献した238匹を供養[2016/09/22 15:09]

 鋭い嗅覚を生かして犯罪捜査や人命救助に貢献した警察犬の慰霊祭が開かれました。

 上原智明鑑識課長:「本当にありがとう。そして、長い間、ご苦労様でしたと。2頭とも私が着任してから亡くなった犬なので、思い出したら感極まってしまって」
 慰霊祭は、歴代の警察犬238匹が眠る東京・板橋区の施設で開かれ、警視庁の露木康浩刑事部長ら30人が参列しました。今年の春に埋葬されたアドラー号は、東京・立川市で警察官の制止を振り切って逃走した酒気帯び運転の運転手の足取りを臭いで割り出しました。同じく春に埋葬されたウディロ号は、東京・八王子市の変死事案で死亡した人がどの方向から来たのかを特定し、転落事故だったことを明らかにしました。

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