松本国家公安委員長 成田空港のテロ警備状況を視察[2016/09/24 00:09]

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、松本国家公安委員長が成田空港を訪れ、テロリストの入国を水際で防ぐための警備状況を視察しました。

 松本国家公安委員長:「2020年は世界中が最も日本を注目する時で、しっかりとした対応をつくっていくということが大変、重要です」
 成田空港は、去年1年間に2500万人以上が出入国する日本で最も出入国者数が多い空港です。松本国家公安委員長は空港警備隊を訪れるなどして、警備の状況を視察しました。成田空港の開港を巡っては、1970年ごろ、開港に反対する農家や学生がデモを行い、警察と激しく衝突し、双方に多数の死傷者が出ました。そのため、警察は以前、角材などを持ったデモ隊を排除する警備に主眼を置いていましたが、近年ではテロリストの入国を水際で防ぐ警備に重点が置かれています。

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