移転の最終判断延びる可能性も 小池氏は調査継続[2016/09/30 11:46]

 豊洲市場の地下水から基準値を超えるベンゼンとヒ素が検出されたことについて、東京都の小池知事は専門家会議に分析を依頼すると述べました。築地からの移転について最終判断の時期が延びる可能性もあります。

 東京都・小池知事:「まさしくそういったことが起こるのではないかという不安もあったわけで、今後についても専門家の皆様方のご意見を拝聴して総合的に判断したい」
 東京都は29日、豊洲市場で行われている地下水のモニタリングで、8月に採取されたものから基準値を超えるベンゼンとヒ素が合わせて3カ所で検出されたと発表しました。小池知事はモニタリング調査を継続するとしたうえで、再び設置された専門家会議で詳しく分析することを明らかにしました。すでに11月7日の築地から豊洲市場への移転延期は決まっていますが、最終判断の時期についても大幅に延びる可能性が出てきました。

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