半年以上も整備せずに運航 日本貨物航空に厳重注意[2016/10/05 11:57]

 国際線貨物を専門とする航空会社の「日本貨物航空」がエンジンに関わる部品の整備をせずに飛行機を運航していたとして、国土交通省から厳重注意を受けました。

 国交省によりますと、成田空港からアメリカ・シカゴなどに運航していた日本貨物航空の機体は今年2月から9月までの半年以上にわたり、エンジンに関わる部品のボルトが折れていたにもかかわらず、整備しないまま運航していました。整備担当者は運航に支障がないだろうと自分の判断で整備しなかったということです。運航上のトラブルはありませんでした。社内の調査で発覚し、自主的に国交省に届け出ました。国交省は日本貨物航空に対して監督を強化するとともに、他にも同様な事案がないかどうか調べるよう求めています。

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