さよなら「モモベエ」 水族館のジンベエザメ成長[2016/10/07 23:52]

 石川県の水族館で飼育されていたジンベエザメを海に帰す作業が7日朝に行われました。大きくなりすぎて水槽での飼育が負担になったためです。

 午前5時すぎ、水槽に入れられた巨大ないけすにジンベエザメのモモベエを複数のダイバーがゆっくりと誘導していきます。定置網にかかり、2012年から石川県七尾市の「のとじま水族館」で飼育されていた雄のジンベエザメのモモベエは当初、4.2メートルだった体長が6メートルに達し、水槽での飼育が負担になるため、今回、海に戻すことになりました。搬出作業は大きなトラブルもなく、職員が見守るなか、沖合まで移動したモモベエは追跡用の発信器を付けて無事、海に帰されました。

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