温暖化「パリ協定」批准案を閣議決定 国会承認へ[2016/10/11 11:52]

 政府は、地球温暖化対策の新たな国際的枠組み「パリ協定」の批准案を閣議決定しました。

 政府は11日朝の閣議で、2020年以降の国際的枠組み「パリ協定」の批准案を決定しました。来月7日からモロッコで開かれる気候変動の国際会議「COP22」までに国会の承認を目指す方針です。パリ協定についてはすでに来月4日に発効することが決まっていますが、批准していない日本の出遅れが指摘されています。山本環境大臣は、閣議後の会見で「日本の貢献度は各国が理解している」「実質的なルール作りでは日本が中心的な地位にいる」と述べ、大きな影響はないとの見方を示しました。

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