民進党富山県連の会計調査 4500万円超の不正か[2016/10/12 08:01]

 民進党富山県連が党本部から受けた政党助成金のうち、6年間で4500万円余りの不正請求や虚偽報告の疑いがあることが分かりました。

 調査を行った民進党本部によりますと、富山県連の会計で不正や不正が疑われる金額は、民主党時代だった2010年から去年末までの6年間で総額4525万円余りになるということです。ほとんどは白紙の領収書を使用し、広告費や印刷費として架空請求や水増し請求を行っていたということです。また、領収書は先月、政務活動費の不正受給が原因で辞職した坂野裕一県連前代表と会計責任者だった高田一郎元市議の2人が手書きで記入していたものがほとんどだということです。民進党本部は不正な金額を確定させ、速やかに国庫に返納したいとしています。

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