立ちのぼる黒煙…東京都内で“大規模停電”[2016/10/12 16:50]

 埼玉県新座市を通る送電設備で火災があり、黒煙が立ち込めていて、消防が消火活動にあたっています。東京23区で最大35万軒が停電し、東京電力などが原因を調べています。

 12日午後3時前、新座市野火止の路上で「地面から煙が出ている」と110番通報がありました。消防が駆け付け、現在、消火活動が行われていますが、周辺に黒煙が立ち込めています。警察によりますと、地下を通る東京電力の高圧線のケーブルがショートした可能性があるということです。一方、東京・千代田区の霞が関で、警視庁や東京地裁など複数の庁舎で停電が発生しました。東京消防庁によりますと、新座市の火災が原因とみられます。東京・杉並区、練馬区、中野区などで一時、約35万2000軒が停電したということです。東京消防庁などによりますと、現在も都内の複数のビルのエレベーター内での閉じ込めが続いているという情報もあり、被害の確認が続けられています。

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