永田町や霞が関でも…東京都内“大規模停電” [2016/10/12 16:55]

 埼玉県新座市を通る送電設備で火災がありました。火災と停電の原因を東京電力が調べています。

 (社会部・小清水克記者報告)
 東電の本社内でも停電が起き、社員は対応に追われています。広報担当者が記者団に対して、都内で停電が発生したとして次のように説明しました。東電によりますと、12日午後3時40分ごろには、東京都内で最大で35万軒を超える停電が確認され、行政機関に報告をしました。東京都災害対策本部によりますと、約15分後には東電から「大規模停電が発生し、埼玉県内のケーブルに異常があり、これが原因とみられる」との通報があったということです。新座市内の関連施設で火災が発生したという情報もあり、東電も確認を急いでいます。ただ、原因について東電は、その後も詳しい原因を調べているとしていますが、「本社の設備のトラブルとみられるが、調査中」ということで、はっきりした原因は公表していません。東電本社でも停電が起き、エレベーターが停止したほか、社員は非常灯で業務にあたっているということです。午後4時半現在、停電の規模は、都内で800軒にまで縮小しているということです。
 (Q.火災現場にはどのような施設がある?)
 新座市内に様々な東電の送配電の関連施設はあるということですが、どういった施設でこのような火災などの状況が確認されているかということについては東電は調査中としています。

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