1日たっても焦げ臭い臭いが…“地下の送電線”は[2016/10/13 17:32]

 12日に東京都内で発生した約59万軒の大規模停電で、原因となった火災現場では13日、警察や消防などによる実況見分が行われました。1日経った現場から報告です。

 (菅原知弘アナウンサー報告)
 13日午後4時の段階で実況見分は打ち切られ、この後、中にたまっている水を抜く作業が始まりますが、まだ丸1日経っても焦げ臭いにおいが漂っています。午後に規制が解除され、緑のフェンスの周りに報道陣が集まってきていますが、火災の現場の出入り口はフェンスの中にあります。ここから見ると、奥行き約1メートル、横幅3メートルほどの大きさで、そこに上から鉄格子が掛けられています。12日は、ここから黒い煙がもくもくと上がってきていたのですが、その約6メートル地下に空間が広がっていて、火災があった送電ケーブルというのは、国道沿いにはわれているということです。12日はマンホールなどからも消火活動が行われていましたが、それが国道沿いにあったということで、恐らく直接、効果を表すものと思われるということで、マンホールからドライアイスなどが投入されたということです。まもなく通行止めが解除される模様ですが、この後、水を抜く作業を数日間続けた後に、本格的な原因究明につながっていくということです。

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