大会組織委が都知事を批判「極めて不透明なやり方」[2016/10/15 05:51]

 東京都の小池知事が進めるオリンピック・パラリンピックの競技会場の見直しについて、大会の組織委員会が「極めて不透明なやり方だ」と批判しました。

 都政改革本部の調査チームは先月、ボートとカヌーの競技会場の移転を含む見直し案を小池知事に報告しました。14日、小池知事は報告書が公表される前に宮城県の村井知事と会い、見直し案で移転の候補地とされた長沼ボート場について話し合ったことを明らかにしました。これについて大会の組織委員会がコメントを発表し、特定の県知事と水面下で話し合ったのは「極めて不透明なやり方だ」と批判しました。さらに、「都知事が会場の変更を主張するなら、まずは自らが国内の関係団体と調整して合意を形成するべきだ」と主張しました。

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